消防長あいさつ
那須地区消防組合は、旧大田原地区広域消防組合と旧黒磯那須消防組合の統合により大田原市、那須塩原市及び那須町の2市1町を管轄する消防組合として平成27年10月1日から業務を開始しました。
当消防本部では、設立当初から広域化のメリットを活かした消防体制の確立、さらには、火災予防並びに救急・救助体制の強化を図るとともに、社会の動向や住民の方の声に耳を傾け、災害に立ち向かう「力強さ」と地域住民の皆様に対し親切、丁寧にこたえる「優しさ」を併せ持つ消防を目指しております。
近年、災害は大規模・複雑化の様相を一層強め、今まで経験したことのない災害が全国各地で相次いで発生しております。また、新型コロナウイルス感染症への対応が長期間に及んでおり、収束が見通せない現状にもあります。
こうした中、消防職員数325人、1本部4消防署5分署の体制で、構成市町民約22万人の皆様の「安心・安全」を守るため、業務にあたっております。
さらには、高機能消防指令設備や消防救急デジタル無線を共同運用するため、南那須地区広域行政事務組合及び塩谷広域行政組合と平成27年10月1日に「栃木北東地区消防指令センター」を設置し、迅速・的確な災害対応に努めているところです。
今後とも、消防防災体制の充実強化に努めてまいりますので、皆様におかれましては、引き続き消防行政に対し、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
令和4年4月1日 那須地区消防本部消防長 消防正監 渡 辺 鉄 夫