地震火災について

地震火災について

 大規模地震発生時には、火災が同時に多くの場所で発生するおそれがあるため、消防力が不足することで消火活動が困難な状態となり、住宅密集地などでは大規模な火災につながる危険性が高くなります。
 また、近年の大規模な地震発生時においては、電気に起因する火災が多く発生しています。2011年3月11日に発生した東日本大震災における本震の揺れによる火災では、原因の特定されたもののうち過半数が電気に起因したものでした。

通電火災について

 地震に伴い、大規模かつ長時間に及ぶ停電が発生しており、停電からの復旧後の再通電時に出火する、いわゆる「通電火災」の発生が懸念されています。
 このような「通電火災」が発生した場合、住民が避難所などへ避難しており、出火時の初期消火が行えないといったおそれがあります。

地震火災を防ぐ主なチェックポイント

【事前の対策】
◇住まいの耐震性を確保する。
◇家具等の転倒防止対策(固定)を行う。
◇感震ブレーカーを設置する。
◇ストーブ等の暖房機器の周辺は整理整頓し、可燃物を近くに置かない。

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