緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練

平成28年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練を実施します。

○ 訓練想定
平成28年10月17日(月)8時30分頃、栃木県南部を震源とする震度5強の直下型地震(前震)及び那須岳が噴火を起こした。この噴火により、那須岳で多くの登山者が負傷した。その後、9時30分頃、栃木県南部を震源とする震度6強の直下型地震(本震)が発生し、県南部の複数の市町で甚大な被害が発生した。

○ 訓練の特徴
訓練参加都県隊に当日の訓練会場や訓練内容の一部を明らかにしない、『ブラインド型訓練』を行います。
また、大規模災害が『複数の市町で同時多発的に発生した』想定で訓練を行うとともに、図上訓練と部隊運用訓練がリンクした『指揮運営訓練』を行います。

○ 訓練スケジュール
 10月17日(1日目)
    8時30分 想定災害発生
    8時30分から 指揮運営訓練・参加部隊参集訓練・部隊運用訓練
   19時00分頃から 宿営訓練(会場により開始時間が異なります。)
 
 10月18日(2日目)
    早朝から 指揮運営訓練・部隊運用訓練
   10時30分頃から 閉会式(11時00分頃終了予定)

○ 緊急消防援助隊とは
平成7年に発生した阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、平成7年6月に創設されました。
地震などの大規模災害が発生した際、被災地の消防力のみでは対応が困難な場合に、都道府県域を超え、全国の消防機関相互による消火・救急・救助活動等が行われます。
近年の主な活動事例としては、昨年9月の関東・東北豪雨、今年4月の熊本地震、8月の岩手県大船渡市付近に上陸した後東北地方を通過した台風第10号による豪雨災害などがあります。
栃木県においては、平成15年9月に当時の黒磯市でタイヤ工場火災が発生した際に、緊急消防援助隊が駆けつけ、県内の消防本部や消防団等と協力し消火活動にあたっていただきました。一方、平成16年の新潟中越地震や平成23年の東日本大震災の時には、栃木県隊を編成し、被災地での救助・救急活動などを行いました。

○ 主な訓練会場
 10月17日(1日目)
  ① 那須岳・マウントジーンズ那須(那須町)
  ② 岩船山(栃木市)
  ③ 小山水処理センター(小山市)
  ④ 日本オイルターミナル㈱宇都宮営業所(上三川町)
   ※ マウントジーンズ那須、岩船山のみ一般見学できます。
   見学時間
    ① 10時00分から訓練終了まで
    ② 12時00分から訓練終了まで
     (②には駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。)
 10月18日(2日目)
  石ノ上橋南側河川敷(小山市・メイン会場)
   ※8時00分から訓練終了まで、一般見学できます。

○ 訓練参加者
緊急消防援助隊(県外応援隊) 消防車両約250台、航空機14機、約1,000名
栃木県広域消防応援隊(県内応援隊) 消防車両約50台、約180名
関係機関(予定) 陸上自衛隊宇都宮駐屯地第12特科隊、航空自衛隊入間基地、国土交通省関東地方整備局、栃木県警察本部、栃木DMAT、日本赤十字社栃木 支部、栃木県ドクターヘリコプター、小山市消防団、東日本救助犬ユニオン

○ 主催
総務省消防庁/緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練栃木県実行委員会

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